Columnコラム

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  • 2020年10月の市長コラム

長寿社会と健康寿命

朝晩はだいぶ涼しく感じられる時期となりましたが、皆さんお元気でお過ごしでしょうか?

例年今頃は、各地域で敬老会が開催され、私もできる限り出席し、皆さんにお祝いの言葉を申し上げていました。今年は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため敬老会も中止となり高齢者の皆さんとお会いできないことがとても残念でなりません。

さて、現在、秩父市には65歳以上の方が約2万500人、75歳以上の方が約1万900人いらっしゃいます。私は、常々「健康は自分で手に入れるもの」と考えています。皆さん一人一人に、日頃から健康について意識を持っていただき、ご自分に合った健康法を見つけ、できれば毎日続けていただくことをお願いいたします。

平均寿命が男女とも80歳を超え長寿大国と言われる我が国ですが、介護などの世話にならないでいられる期間、いわゆる「健康寿命」を長く保つことが大切です。市では、気軽に自宅でできる「ちちぶお茶のみ体操」の普及に努めておりますので、健康づくりのきっかけにしていただければと思います。また、「地域サロン活動」を積極的に展開し、高齢者の皆さんが生きがいと役割を持った生活を送れるよう通いの場づくりを支援しています。

サロン活動は、いつまでも住み慣れた場所で安心して生活できるまちづくりにもつながります。

現在は、新型コロナウイルスの影響で、活動を自粛している団体もあると思いますが、今後は感染予防対策にしっかりと取り組みながら、活動の再開を図っていただきたいと思っています。

どうか皆さんには、感染予防などにご自愛のうえ「健康寿命」を延ばしていただき、いつまでもお元気で幸福な生活を送られますよう願っています。