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映画館への思い

1月のコラムの新年挨拶でも触れましたが、待ちに待った映画館の建設が決まりました。場所はウニクス秩父(上野町)で7つのスクリーンがある映画館となります。

以前、市内中心部には、4カ所の映画館がありました。番場町のポケットパークの場所に「秩父昭和館」があり、主に東映系の映画を上映していました。

また、宮側町の現在イタリアンレストランがある場所に「秩父国際劇場」があり、主に松竹や日活系の映画を上映、中町の今宮神社裏に「革進館」があり洋画を主に上映していました。

さらには、東町のカメラ屋の東側には「秩父中央劇場」がありました。どの映画館も賑わいを見せていました。

私も小中学生の頃、よく見に行ったものです。

革進館では、洋画の字幕を見ながら英語を勉強していました。

皆さんの中にも、当時の映画館を懐かしく思い出されている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

市では毎年、高校生と意見交換を行う「ふるさトーク」を開催しています。

その中で、高校生の意見として「映画館が秩父にあったら良い」という意見が毎年上がっています。

私としても、どうにか秩父に映画館を造ることができないかと考え、道の駅ちちぶおよびウニクス秩父などが立地している国道140号と腰田堀の間のエリアについて、都市計画上の土地利用を「工業地域」から「近隣商業地域」に変更する手続きを進めて、工業地域では制限されている映画館や宿泊施設などが建設できるようにしました。

新しい映画館は、来年春にオープン予定です。オープンしましたら、大勢の市民の方に足を運んでいただければと思っています。

今後も引き続きインフラ整備を計画的に進め、セメント跡地等への企業誘致に積極的に取り組んでまいります。