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コロナから市民を守る ~ワクチン接種~

新型コロナワクチンの予防接種は、まず医療従事者等から行われます。

その次は65歳以上の高齢者というように、国で示された接種順位に従いワクチン接種券が市から随時配布され、接種が行われることになります。  

私は、今回のワクチン接種について、秩父地域は一体となり取り組むべきと考え、1市4町および秩父郡市医師会と覚書を締結し、今後の協力関係に関する確認を行いました。

市町村の枠を超えたこの地域全体でのワクチン接種の取り組みは、全国初になります。

地域全体で予防接種を行うメリットですが、居住地以外の秩父地域で接種可能となることが挙げられます。

また、医療機関や医師、各町の負担軽減といったメリットもあります。

一般的に、ワクチンを接種することは、あらかじめウイルスに対する免疫を作り出し、病気になりにくくするものです。

極めてまれではあるものの副反応のリスクはありますが、実際に感染症にかかった際に重症化を防ぐ、周りの人にうつしにくいなどのメリットは大きいと思います。

なお、副反応による救済措置は設けられています。

予防接種には「個人を守る」と「社会を守る」の2つの役割があります。

また、多くの人が予防接種を受けることで免疫を獲得していると、集団の中で感染者が出ても流行を阻止することができる「集団免疫効果」が発揮されます。

さらに、ワクチンを接種することができない人を守ることにもつながります。

私自身もワクチン接種を行いますが、皆さんもワクチン接種を進んで受けていただき、ご自身や愛する人を守ってください。