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新年のごあいさつ

あけましておめでとうございます。皆さまにおかれましては、新春を穏やかにお迎えのことと、お喜び申し上げます。

 

本年、私が市長に就任して3期目の集大成の年を迎えます。

「日本一、しあわせなまち 秩父市」を目指し今まで成し遂げてきた事業をさらに進め、さまざまな課題を解決してまいります。その中でも、次の3点を最重要事項として確実に前進してまいります。

 

市民の皆さまが、「日本一、しあわせな 秩父市」を感じていただくには、健康でなくてはなりません。そこで、私は、1点目に健康寿命を延ばすよう、高齢者の「生きがいづくり」と日々の健康づくりを推進します。また、市立病院の救急医療体制を堅持するとともに、産科医療への協力を惜しみなく進め、地域の産科医療を確保し、医療体制の整備と健康増進を目指してまいります。

 

2点目は、インフラの整備を行います。特に旧秩父セメント第一工場跡地周辺にF字型の市道整備を進め、企業や映画館そしてホテルなどの誘致を推進します。また、西関東連絡道路(皆野秩父バイパス)秩父蒔田インターチェンジから秩父公園橋への地域高規格道路の建設延伸と国道140号への連絡を目指します。そして、市道(幹線)3号線(視目坂下)歩道の完成とお花畑通線の拡幅工事への着手、番場通りの電線地中化工事を推進します。

 

3点目は、秩父の自然を活かした産業振興を推進いたします。

森林環境譲与税で森林の整備を進めるとともに、秩父産材による木工品の販売拡大を支援します。太陽光発電の「余剰電力買取制度」の固定価格買取期間終了に伴う対応を進め、秩父新電力株式会社の事業規模拡大とともに、安定した会社運営に努め、電力の地産地消を推進します。また、ドローンの飛行に制約の少ない地域を活かし、ドローンハイウェイ構想などの実証実験に協力し、先端的な事業の受け入れを行います。

 

さて、本年は、東京オリンピック・パラリンピックの開催の年となり、大勢の外国人の方が日本にお越しいただくこととなります。秩父にも、多くの外国人の方にお越しいいただけるよう世界に売り出していく施策を展開してまいります。

 

皆さまとともに手を携え、子どもたちの希望に満ちた声がこだまし、住んでいる人も訪れるも人しあわせを分かち合え、高齢者の方々も健康で楽しく暮らせる秩父市となるよう、今年も、市政に対する変わらぬご理解、ご協力を賜りますようお願いいたします。そして、皆さまにとって輝かしい年となりますことを心からお祈りいたしまして、年頭にあたってのごあいさつといたします。