Columnコラム

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  • 2020年3月の市長コラム

秩父市は、2050年までに二酸化炭素排出量実質ゼロを目指す「ゼロカーボンシティ」に取り組みます。

昨年秋、大型台風により関東地方・甲信地方・東北地方に大きな被害がもたらされ、本市においても道路や建物等に多くの被害が生じたことは記憶に新しいところです。 
 
近年、こういった地球温暖化が原因とされる気候変動などの影響が深刻になっています。

地球温暖化は二酸化炭素をはじめとする温室効果ガスの増加によるものとされ、世界中の気候変動の専門家や研究者による国連組織IPCCは、「2050年までに二酸化炭素排出量を実質ゼロにすることが必要」としています。

これを受け、我が国においても、小泉進次郎環境大臣から全国の自治体に向け、2050年排出量実質ゼロを目指す取り組みへの参画を呼びかけられました。

本市は、この呼びかけにいち早く賛同し、2050年までに市内の二酸化炭素排出量実質ゼロを目指す「ゼロカーボンシティ」の実現に向けて取り組むことを埼玉県の自治体で初めて宣言しました。 

今後は、市が出資する「秩父新電力株式会社」と連携し、「ゼロカーボン電力」提供の実現を図る等、各種の取り組みにより、二酸化炭素排出量実質ゼロを目指します。

豊かな自然に恵まれ、環境立市を掲げる本市において、「ゼロカーボンシティ」に取り組むことは、未来の秩父を担う次世代のこどもたちに対し、我々の世代が果たすべき使命であると考えております。

この取り組みに対し、今後も皆様の深いご理解とご協力をお願いいたします。